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越前焼をはじめとする「日本六古窯」が日本遺産に認定されました

更新日:平成29年4月28日

ページID:P005089

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越前焼の越前町をはじめ、「日本六古窯」として知られる信楽焼の滋賀県甲賀市、備前焼の岡山県備前市、丹波焼の兵庫県篠山市、瀬戸焼の愛知県瀬戸市、常滑焼の愛知県常滑市の陶器6市町が、六古窯の窯跡や陶芸技術、景観などを「きっと恋する六古窯-日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」として文化庁に申請し、この度日本遺産に認定される運びとなりました。

日本遺産とは

 「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
 ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

認定されたストーリーの概要

 タイトル「きっと恋する六古窯-日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」

 瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前のやきものは「日本六古窯」と呼ばれ、縄文から続いた世界に誇る日本古来の技術を継承している。日本生まれ日本育ちの、生粋のやきもの産地である。中世からも今も連綿とやきものづくりが続くまちは、丘陵地に残る大小様々の窯跡や工房へ続く細い坂道が迷路のように入り組んでいる。恋しい人を探すように煙突の煙を目印に陶片や窯道具を利用した塀沿いに進めば、「わび・さび」の世界へと自然に誘い込まれ、時空を超えてセピア調の日本の原風景に出合うことができる。

六古窯とは

   「日本六古窯」という言葉は、日本を代表する古陶磁研究家である小山富士夫氏が命名。

 昭和初期までに、中世窯として確認されていたものは、瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前の五産地で、それ以外に中世窯は存在しないと言われていたが、越前の存在が戦後(昭和23年)の調査で明らかとなったため、先の五産地に加えたものが六古窯と呼ばれるようになった。

 その後、研究が進んでいったことにより、この六古窯以外にも、日本各地に中世窯の存在が明らかになるとともに、この六古窯よりも当時盛んに操業していた産地の実態も明らかとなっていったことで、中世窯=六古窯という構図は崩れてしまったが、全国各地の中世窯は、15世紀末になると瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前・越前に集約されていき、現在までその生産が続けられてきたのがこの六産地である。

 現在では、中世を代表する窯で、現在まで連綿(途絶えず長く続く)とやきもの生産が行われている産地という意味で六古窯という言葉が使われている。

越前焼のストーリーの中の位置づけ

 越前焼の発祥は今から約850年前の平安時代末期と言われる。上薬を使わなくても水を通さない丈夫な焼き物と言う特長から、主に水がめ(水や穀物用)や、すり鉢などの日用雑器を中心に生産された。室町時代後期には北前船によって北は北海道、南は鳥取県まで運ばれ、北陸最大の窯業産地として発展した。現在では伝統を生かした新しい作陶も試みられるとともに、越前独特のねじたて成形も継承されている。

構成文化財の写真

1.越前焼 越前焼 2.劒神社本殿 劒神社本殿 

3.陶芸越前大がめ捻じたて成形技法 陶芸越前大がめ捻じたて成形技法

4.神明ヶ谷須恵器窯跡 神明ヶ谷須恵器窯跡 5.越南窯 越南窯 

6.劒神社文書 劒神社文書 7.越前窯跡群 越前窯跡群 

8.北釜屋甕墓 北釜屋甕墓 9.三筋壺 三筋壺

10.越前赤瓦 越前赤瓦 11.越前瓦 越前瓦

※用語解説のリンクは、辞書サイトの「Weblio」のページに移動します。

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