【内　容】　「アスリートに聞く」というタイトルで朝日小学校6年生が、東京オリンピック日本代表選手を招き、交流会を開催しました。

【日　時】　令和4年1月28日（金）午後1時40分～午後2時25分

【選　手】　東京2020オリンピック競技大会　ホッケー競技出場選手　　

　　　　　　三谷元騎、渡辺晃大　（越前町役場所属）

【交流校】　朝日小学校（6年）　60人　

【交流内容】児童が司会進行を務め、準備してきた気になる事を東京オリンピック日本代表選手に質問しました。児童からの質問内容と選手の答えは以下の通りです。   

(1)児童Q：オリンピックで、ホッケー選手以外で有名な人に会いましたか。

三谷選手A：選手村では国ごとで分かれた専用の建物で生活します。皆さんがテレビで良く知るような有名な方と、毎日エレベーターで一緒になったり、顔を合わせる機会は多かったです。

渡辺選手A：選手村内に大きい食堂があり、そこで食事をしていると、隣に座っていたのがテニスの錦織圭選手でした。

(2)児童Q：オリンピックの試合前の緊張を1～10で表すとどのくらいですか。

三谷選手A：7です。

渡辺選手A：4です。

(3)児童Q：その緊張をどうやって落ち着かせましたか。

三谷選手A：緊張は自分の中で試合モードに変わる重要なスイッチだと思っています。緊張感がある事で、集中力が高まるし、戦う気持ちが強くなります。

渡辺選手A：僕は試合を楽しむ事を1番に考えるのであまり緊張はしません。

(4)児童Q：海外のチームでリスペクトしているチームはありますか。

三谷選手A：ベルギー代表チームです。チーム戦術を高いレベルで実現し、パスのスピードや正確性が高く、全員でハードワークして戦う素晴らしいチームです。

渡辺選手A：同じくベルギー代表チームです。チーム全体で協力し、ファイティングスピリッツを前面に出して勝利を求める姿勢が素晴らしいと思います。

(5)児童Q：日本代表のチームメイトと意見が合わない事がありましたか。その時、どうやって解決しましたか。

三谷選手A： 意見が合う時も合わない時もあります。大切なのは自分の考えをしっかり持って相手に伝える事です。

渡辺選手A：ありました。自分はその場を、互いに貶し合うのではなく、アイディアを出し合うという場にして対策をするようにしていました。

(6)児童Q：小さいころからオリンピック選手を目指していましたか。

三谷選手A： 目指していません。小学生の頃はただ純粋に楽しくホッケーをやっていました。大学生になってオリンピックを意識し始めました。

渡辺選手A：目指していません。楽しんでホッケーをしているうちに、もっと高見を目指したいと思うようになり大学生のころオリンピックを目指し始めました。

 (7)児童Q：オリンピック代表に選ばれるために、どんな努力をしましたか。

三谷選手A： 自分の強い所と弱い所を分析して、弱い所を克服しました。

渡辺選手A：自分の長所を活かせるよう基礎練習を重点的に強化し、できないことを減らしてできることを増やしていく努力をしていました。

(8)児童Q：練習がつらい時や、やめたいと思った事はありましたか。

三谷選手A： オリンピックを目指していく中で、自分には職場の方やサポートしてくれているたくさんの人がいるので、途中で投げ出すという選択肢はありませんでした。

渡辺選手A：ありましたが、ホッケーが好きという気持ちは常にあって、たまに休みたいなと思う程度でした。

(9)児童Q：今後の目標はなんですか。

三谷選手A： 現在ホッケーの社会人チームのヴェルコスタ福井に所属していて、今年このチームで日本一を取る事です。

渡辺選手A：ヴェルコスタで活躍し、今年度の全日本選手権大会で優勝することです

(10)児童Q：座右の銘はありますか。

三谷選手A： 為せば成る。何を行うにしろ、成るようにするにはどう為したら良いかを考えています。

渡辺選手A：楽しむ。

(11)児童Q：中学校に進学する僕たちにメッセージをお願いします。

三谷選手A：自分の興味がある分野や好きな事を見つけて欲しいです。そして、その好きな事を深く勉強し、スポーツであればたくさん練習して、自分の強みにしていって欲しいと思います。

渡辺選手A：何事も楽しみながら取り組んで欲しいです。楽しいと思うことを楽しむことはもちろんですが、したくない事でも楽しさを見出して取り組む力があれば何事にも前向きに取り組んでいけると思います。

【司会進行役の笠原さん(中央左)、渡邉さん(中央右)】

【6年1組の皆さん】

【6年2組の皆さん】