新型コロナワクチン接種に関するよくある質問と回答(接種対象者と接種時期について)
新型コロナワクチン接種の対象者に関するよくある質問と回答をまとめました。
なお、この情報は、令和3年4月1日現在の情報です。新型コロナウイルスワクチンの最新の情報は、厚生労働省のホームページをご確認ください。
ワクチン接種の対象者について
ワクチンの接種対象者は、どのような人ですか
接種を受ける日に越前町に住所がある(住民基本台帳に記録されている)人です。
住民登録のある外国籍の人も含まれます。
ワクチンの接種は、絶対に受ける必要がありますか
ワクチンの接種を受けることは、強制ではありません。
予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方をご理解いただいたうえで、ワクチンの接種を受ける人の同意に基づき、接種を行います。
ワクチンの接種対象者は、何歳からですか
ファイザー社のワクチンは、16歳以上が薬事承認の対象となっています。また、予防接種法に基づく公費での接種の対象は16歳以上の人です。
このため、16歳未満の人は、ワクチンの接種の対象にはなりません。
ほかの新型コロナワクチンでは、別の年齢基準で臨床試験が開始されているので、接種の対象年齢は、将来的には広がる可能性もあります。
妊娠中、または授乳中ですが、ワクチンの接種を受けることはできますか
妊娠中、または授乳中の人も、新型コロナワクチンの接種を受けることができます。
ただし、妊婦中、または妊娠している可能性のある女性には、海外の実使用経験などから現時点で特段の懸念が認められているわけではありませんが、安全性に関するデータが限られていることから、接種のメリットとデメリットをよく検討して接種を判断していただく必要があります。
なお、日本産婦人科感染症学会・産婦人科学会からは、「感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する」と提言されています。
ワクチンの接種を受けるかお悩みの場合は、主治医にご相談ください。
持病があって薬を飲んでいますが、ワクチンの接種を受けることはできますか
薬を飲んでいるために、ワクチンの接種が受けられないということはありません。
しかし、基礎疾患のある人や免疫不全のある人、病状が重い方などは、ワクチンの接種を慎重に検討した方がよい場合がありますので、主治医やかかりつけ医にご相談ください。
抗凝固薬(いわゆる「血をサラサラにする薬」の一部です)を飲んでいる人は、ワクチンを受けた後、2分以上しっかり押さえてください。ご自身が飲んでいる薬が抗凝固薬に当てはまるかどうか不明な人は、主治医やかかりつけ医にご相談ください。
他の予防接種(ワクチンの接種)をしましたが、新型コロナワクチンの接種もできますか
原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。
一方のワクチンを受けてから2週間後に、他のワクチンの接種ができます。
新型コロナウイルスに感染したことがありますが、ワクチンの接種を受けることはできますか
今までに新型コロナウイルス感染症に感染した人も、ワクチンの接種を受けることができます。
ただし、受けた治療の内容によっては、治療後から接種まで一定の期間をおく必要がある場合がありますので、主治医にご相談ください。
短期滞在の外国籍の人は、ワクチンの接種対象者となりますか
ワクチンの接種対象には、なりません。
認知症などで本人にワクチンの接種の意思を確認することができない人は、ワクチンの接種対象者となりますか
ワクチンの接種には、ご本人の意思の確認が必要です。意思を確認しにくい場合は、ご家族などが協力いただき、本人の意思確認をお願いします。
本人が接種を希望されているものの、何らかの理由でご本人による自署が困難な場合は、ご家族の方などが代筆していただくことはできます。
事情があって越前町に住所がありますが、町外に住んでいます。現在住んでいるところでワクチンの接種を受けることはできますか
次のいずれかに当てはまる人は、接種を受ける際に医師へ申告して、住んでいる自治体でワクチンの接種を受けてください。
- 入院、入所している場合
- 基礎疾患を持つ人が主治医の下で接種する場合
- 災害による被害にあった場合
- 拘留または留置されている場合や受刑者の場合
次のいずれかに当てはまる人は、接種を受ける際に住んでいる自治体に申請して、「住所地外接種届出済証」をもらってください。
- 出産のために里帰りしている妊婦
- 単身赴任をしている人
- 遠隔地へ下宿している学生
- ドメスティックバイオレンス、ストーカー行為、児童虐待、これらに準じる行為の被害者
なお、接種を受ける時点で現にその状態である人に限ります。
ワクチンの接種を受けられない人はいますか
一般に、次のいずれかに当てはまる人は、ワクチンを受けることができません。ご自身が当てはまると思われる場合は、ワクチンの接種を受けても良いか、主治医やかかりつけ医にご相談ください。
- 37.5度以上の発熱をしている人。ただし、37.5度を下回る場合でも平時の体温をかんがみて発熱と判断される場合もあります。
- 重い急性疾患にかかっている人
- ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下などのアナフィラキシーを疑わせる複数の症状になったことがある人
- 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人
ワクチン接種の時期と優先順位について
ワクチンの接種は、いつからいつまでですか
町では国の示した優先順位より、4月12日(月曜日)から65歳以上の高齢者施設入所者から順次接種を開始します。
また、接種期間は、令和4年2月28日までとされています。
なぜワクチンの接種に優先順位を設けているのですか
新型コロナウイルスワクチンの量が限られているため、まず、重症化リスクの高い者に接種することで、重症者や死亡者を減らすことが期待されます。また、医療提供体制を守ることも大切であるため、優先順位が設けられています。
接種優先時期にワクチンの接種を受けなかった場合は、ワクチン接種は受けられなくなりますか
あくまで優先接種ですので、優先時期を過ぎても接種できます。
ワクチン接種の優先順位(65歳以上の高齢者)について
高齢者施設に入所中ですが、ワクチンの接種はできますか
施設の種類や受けている介護保険サービスによって、施設でワクチンの接種を受けられる場合があります。町から送付する接種券が届きましたら、施設にご確認ください。
障がい者施設に入所中ですが、ワクチンの接種はできますか
施設の種類や受けている障がい福祉サービスによって、施設でワクチンの接種を受けられる場合があります。町から送付する接種券が届きましたら、施設にご確認ください。
入所している施設が越前町外にありますが、ワクチンの接種はできますか
入所の場合は、「やむを得ない事情」に該当するので、住所地(越前町)以外での接種ができます。ワクチンの接種を希望する場合は、主治医やかかりつけ医にご相談ください。
ワクチン接種の優先順位(基礎疾患がある人)について
基礎疾患がある人とは、どのような人が該当しますか
基礎疾患がある人とは、次のいずれかに該当する人です。
- 以下の病気や状態の方で、通院、または入院している人
- 慢性の呼吸器の病気
- 慢性の心臓病(高血圧を含む。)
- 慢性の腎臓病
- 慢性の肝臓病(ただし、脂肪肝や慢性肝炎を除く。)
- インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
- 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
- 免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)
- ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
- 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
- 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害など)
- 染色体異常
- 重症心身障がい(重度の肢体不自由と重度の知的障がいとが重複した状態)
- 睡眠時無呼吸症候群
- 基準(BMI 30以上)を満たす肥満の人
該当するか判断できない場合は、主治医やかかりつけ医にご相談ください。
「基礎疾患がある人」に当てはまることを証明するために、診断書は必要ですか
診断書などの証明は、必要ありません。接種券に同封された予診票に記載していただき、必要があるときは、接種前の問診で病気や治療の状況などを医師が確認します。
※用語解説のリンクは、辞書サイトの「Weblio」のページに移動します。
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- 新型コロナウイルスワクチン接種係
-
電話番号:0778-34-1230
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