セイタカアワダチソウの駆除にご協力ください
セイタカアワダチソウとは
セイタカアワダチソウは、草丈が0.5から3メートルに成長し、秋になると日本全国の土手や河川敷、空き地などの様々な場所で群生し、黄色い花を咲かせる大型のキク科の植物です。
しかしその実態は、もともとは日本には生息していない外来種で、日本固有の在来植物を駆逐するおそれがあり、環境省の要注意外来生物リストに掲載されています。
セイタカアワダチソウの繁殖力は非常に高く、種子と地下茎の両方で増殖することができるうえ、他の植物の成長を妨げてしまう性質を持ち合わせています。
種子繁殖では、タンポポのように羽毛を持つ種子を風に乗せて飛ばすことができるため、広範囲にその生息域を広げることができます。
また、地下茎繁殖においては、アレロパシー物質(植物の種子の発芽や成長を妨げる物質)を出して周囲の植物の生育を妨げながら増殖するため、独占的に群生することができます。
駆除の方法
地下茎による繁殖が可能なため、地上部だけを刈り取るのではなく、根茎ごと抜き取ることが最も有効です。
抜き取ることが困難な場合でも、年に2回以上刈り取りを行えば、成長や開花を抑制することができます。
花が既に咲いていても、種子ができる前に刈り取れば、種子飛散による他の場所への拡大を防げます。
セイタカアワダチソウの生息域拡大を防ぐため、町民のみなさまのご協力をお願いいたします。
補足
駆除をした後のセイタカアワダチソウは、草木染めや入浴剤の原料に用いることができます。
また、新芽や花等は食用にすることもできるとされています。
関連リンク
- 環境省「日本の外来種対策」(新しいウィンドウで表示します)
※用語解説のリンクは、辞書サイトの「Weblio」のページに移動します。
この記事についてのお問い合わせ
- 住民環境課
-
電話番号:0778-34-8708
ファックス番号:0778-34-1235
アンケートにご協力下さい
この記事はいかがでしたか?
アンケートにご協力をお願いします。