あなたも家族経営協定を結んでみませんか
農業が魅力ある職業となり、男女を問わず意欲をもって取り組めるようにするには、経営内において家族一人一人の役割と責任が明確となりそれぞれの意欲と能力が十分に発揮てきる環境づくりが必要です。
これを実現するため、農業経営を担っている世帯員相互間のルール・取り決めを文書化したものが「家族経営協定」です。
家族経営協定を結ぶことにより、女性や高齢者の役割が適切に評価され、女性の地域社会への参画や、高齢者の生きがいづくりにつながります。
制度上の主なメリット
家族経営協定を締結し経営に参画している女性農業者に対しては、認定農業者、農業者年金、農業改良資金等の制度において、次のような優遇措置が講じられています。
認定農業者制度
共同経営を行っている場合、家族経営協定の締結等を要件に、夫婦等による認定農業者の認定の共同申請を認めています。
農業者年金
農業者年金の被保険者である認定農業者等の意欲ある担い手と家族経営協定を締結し、経営に参画している配偶者等が所定の要件を満たせば、基本となる保険料(20,000円)に対し一定割合の国庫助成をうけることができます。
農業改良資金
個別経営で加工分野・新技術等にチャレンジしようとしている配偶者が資金の貸し付けを受けようとする場合は、家族経営協定を締結していることを要件の一つとしています。
協定の内容
協定は、家族農業経営の発展状況に応じて世帯員相互間の話し合いに基づいて取り決められるもので、その内容は画一的なものではありませんが、次の事項を盛り込むことが適当と示されています。
- 目的
- 経営計画の役割分担
- 経営の役割分担
- 収益分配
- 就業条件
- 将来の経営移譲
- その他
※用語解説のリンクは、辞書サイトの「Weblio」のページに移動します。
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- 農林水産課
-
電話番号:0778-34-8704
ファックス番号:0778-34-1235
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