現在の場所
トップ > くらし・手続き > 救急・防犯・防災 > トラブル > 悪質商法にご注意ください

悪質商法にご注意ください

更新日:平成25年6月17日

ページID:P002678

印刷する

どんな人でも被害にあう危険性があるのが悪質商法です。悪質業者は、突然「うまい話」を持ちかけたり、「不安をあおる話」で私たちから冷静な判断を奪い、動揺した心につけこんできます。しかし、悪質商法の手口を事前に知っておけば被害を防ぐことができます。

悪質商法の主な手口

マルチ商法:健康食品・化粧品・学習教材・ファンド型投資商品など

販売組織に加入した人が、友人や知人を勧誘し、ピラミッド型に増やし商品を販売するのが「マルチ商法」です。商品は多種多様で、「会員を増やせば自動的に利益が得られるようになる」などのうたい文句で勧誘されます。

催眠(SF)商法:ふとん類・電気治療器・健康食品など


「景品をプレゼントします」「健康に良い話をする」と言って人を集め、閉め切った会場で日用品などを次々と無料で配り、雰囲気を盛り上げ興奮状態にして、最終的に高額な商品を売りつけます。

ワンクリック請求:アダルト情報サイト・出会い系サイト・デジタルコンテンツなど

パソコンや携帯電話のアダルトサイトなどで、利用料金や利用規約を明確にせず、消費者がクリックすると即座に「契約完了」「料金請求」などと表示し、高額な料金を請求するという商法です。

無料商法:アダルト情報サイト・出会い系サイト・デジタルコンテンツ・エステなど

「無料サービス」「無料体験」「無料で閲覧」など「無料」であることを強調して勧誘し、最終的に商品・サービスを契約させる商法です。

キャッチセールス:化粧品・美顔器・エステ・絵画など

駅や繁華街の路上でアンケート調査などと称して呼び止めて、喫茶店や営業所に連れていき、不安をあおるなどして商品やサービスを契約させます。

送り付け商法(ネガティブオプション) :雑誌・単行本・健康食品など

注文していない商品を一方的に送り付け、消費者が受け取った以上、支払わなければいけないと勘違いして支払うことを狙った商法です。代金引換郵便を悪用したものや、福祉目的をうたい、寄付と勘違いさせるものもあります。

点検商法:ふとん類・浄水器・屋根工事・耐震工事・修理サービス・消火器など

「点検に来た」「無料で点検する」と言って家に上がり込み、「ふとんにダニがいる」「工事が必要」などと不安をあおり、商品やサービスを契約させます。

かたり商法:浄水器・消火器・リースサービスなど

公的機関や有名企業の職員を装って訪問し、浄水器や消火器などを売りつけようとする手口です。

次々販売:ふとん類・株・公社債・エステ・健康食品・リフォーム工事

一人の消費者に次から次へと契約させる方法です。同じ商品や異なる複数の商品を次々に契約させたり、複数の業者が次々に契約させるケースがあります。また、認知症など判断力が衰えている高齢者をねらったり、家族など周りが気づかないすきをねらい訪問してくるケースが増えてます。

デート商法:アクセサリー・洋服・絵画など

出会い系サイトや故意の間違い電話・メールで販売目的を隠して近づき、デートを装って、アクセサリーなどの高額な商品を契約させます。

開運商法(霊感商法):印鑑・水晶・祈とうサービスなど

「身内で不幸はありませんか?」「不幸から免れるためにこれを購入するよう」などと言って、人の不幸や不安につけ込み、「災いを取り除くため」と称して商品を売りつけたり、高額な祈とう料を要求したりします。

悪質商法を防ぐための法律

訪問販売や通信販売などで、事業者の悪質な勧誘を防止し、消費者の利益を守るために「特定商取引法」などの法律があります。国等では、法律に違反した事業者に対して、法律の規定に基づき措置命令を行っています。

特定商取引法とは

特定商取引法は、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルールを定めています。これにより、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止するとともに、消費者の利益を守るための法律です。

関連リンク

※用語解説のリンクは、辞書サイトの「Weblio」のページに移動します。

この記事についてのお問い合わせ

総務課
電話番号:0778-34-8700
ファックス番号:0778-34-1236

各課へのお問い合わせ

アンケートにご協力下さい

この記事はいかがでしたか?
アンケートにご協力をお願いします。

アンケートページ