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猫による問題をなくすために

更新日:令和2年7月20日

ページID:P005287

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猫を飼育している人もいない人も、適正な猫の飼い方を知りましょう

完全室内飼育をしましょう

犬を屋外で飼育する際は、事故を防ぐために、どこにでも自由に行かないようにリード等で繋いで飼わなければなりません(係留義務)。これによって人と犬の両方の安全が守られています。
しかし、猫を飼育する際にはそのような決まりはなく、外に出てしまうと飼い主はどこで何をしているか把握できないので、 

  • 交通事故の発生
    越前町内の道路上で死亡した猫の数は56匹(令和元年度)となり、他の野生動物と比べても一番多い数となります。
  • 迷子や他動物とのケンカ、病気の感染
  • 近隣環境被害
    人の敷地内に排泄したり、車に傷をつける、植木を荒らすなど、他人の所有物や所有地を汚損や破損させる可能性があります。
    また、糞尿からの悪臭や人を引っ掻いたりなどの人的被害をもたらす可能性もあります。
  • 野良猫の増加
    不妊・去勢手術が施されていない猫同士が繁殖し、さらに野良猫の数が増えて被害が拡大します。

というように、人と猫の両方に被害が出てしまいます。 

愛猫の事故を防ぎ、人と猫の安全を守るために、完全室内飼育をしましょう。
また、愛猫の不妊・去勢手術を行うことも検討しましょう。

猫のエサやりには「管理」と「責任」が必要です

猫にエサを与えると、猫はその場所を覚え通うようになってしまい、

  1. 猫が居つき、さらに他の猫も寄ってくる
    最初は1匹だけだったのが、だんだん数が増えていきます。
    特に「置きエサ」の場合、集まる猫の数が多くなりやすいです。
    中には、別に飼い主がいる猫も居つくこともあり、本来の飼い主とトラブルにもなりかねます。
  2. たくさんの猫が寄り付き繁殖する
    居ついた猫が繁殖をし、猫が増えすぎて管理ができなくなります。
    結果として、交通事故に遭う不幸な命が生まれます。
  3. 近隣住民とのトラブルに
    管理ができなくなった猫が近隣住民に迷惑をかけることになり、最悪の場合責任を問われる可能性が出てきます。

    という状態になり、収拾がつかなくなってしまい、「エサを与えただけ」では済まされなくなってしまいます。

人としての優しさから「猫にエサを与えたい」という気持ちは分かりますが、「エサを与えるだけ」という無責任な接し方では、更なる不幸な命を増やすという結果となり、さらには地域に甚大な被害をもたらします。
エサを与えるのであれば、飼い主と同様の「責任」を持ち、しっかりと「管理」をしてあげましょう。 

所有者明示をしましょう

犬や猫を飼う人が増えている中、突然逃げ出してしまい、迷子になり、飼い主と連絡が取れず、不幸な運命をたどるペットが多くなってきています。大切なペットの為にも首輪を装着し、所有者情報が記載された迷子札をつけたり、マイクロチップを埋め込むなどの対策をしましょう。

動物愛護・適正飼育等に関する問合せ先

名称

福井県動物管理指導センター(福井市徳尾町18-1-1)

電話番号

0776-38-2212

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この記事についてのお問い合わせ

住民環境課
電話番号:0778-34-8708
ファックス番号:0778-34-1235

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